近年、外に出かけるとランニングをしている人が多くなりました。
ランニングは足腰も鍛えられるし体力もつくというメリットがあるので大勢の人の健康に対する意識というのが高まってきたからではないでしょうか。
ランニングをしている人の多くは、朝か夜にしています。
どちらにもメリットがありますが、今回は朝にランニングをすることで効率よく健康体を手に入れることができるというのをお伝えしたいと思います。
朝にランニングをすることのメリット

ではなぜ朝にランニングをすることが健康体を手に入れるために良いのでしょうか。
様々なところで朝早くから行動することは、「早起きは三文の徳」と言われるように良いこととされています。
ランニングを朝にすることには、まさにこの言葉の通りの多くの徳があるのです。
脂肪燃焼しやすい

朝は、寝起きで体内の血糖値が低く身体が糖質よりも脂質を消費しやすい状態になっています。
そして、その脂肪の燃焼が走り終わったあともしばらく続くため、朝からのランニングが脂肪燃焼スイッチを入れやすく、ダイエットの効果が高いと言われています。
ただ、できるだけ毎日継続することで徐々に体質に変化が現れ、結果が見えてくるようになるのです。
習慣化させやすい

ランニングは習慣化して初めて成果が実感できます。
そのため、予定があまり入ってなく時間に余裕がある朝にランニングをすることで習慣化させましょう。
毎朝のランニングを習慣化できたら健康体を手に入れるのは容易になります。
最初は習慣化するのは辛いかもしれませんが、友達と一緒に走ったり日の出を見に行ったりとモチベーションを上げながら頑張っていきましょう。
体内時計をリセットし睡眠の質が上がる

朝ランは体内時計をリセットしてくれます。
地球の一日の周期は24時間ですが、人間の体内時計は25時間周期で動いています。
そのため体内時計が少しずつずれていくのです。
そこで、このズレを調整するのが日光です。
太陽の光を浴びると、脳から信号が出され、体内時計をコントロールしているセロトニンという物質の合成が活発になります。
そして正しい時間に正しい物質が分泌され、睡眠の質も自ずと高まっていきます。
朝日といっても、直接日光を浴びる必要は必ずしもなく、曇りの日の照度でも体内時計をリセットするには十分なんです。意外ですね。
ストレス解消につながる

朝のランニングは、実はストレス解消にも繋がります。
先ほど紹介したメラトニンという物質は「幸せホルモン」と呼ばれており、体内時計を調節するだけでなくストレスを抑えてくれる効果もあるのです。
この幸せホルモンが分泌されるとき、人間は幸福感を感じやすくなります。
夜寝るときに、なんとなく幸せな気分になるのもこの物質のおかげかもしれません。
朝ランニング時に意識するべきこと

効率のいい朝ランニングをするために、意識しておいたほうがいいことがいくつかあります。
以下のことを意識するだけで毎日の朝ランニングがより健康的な体を作り上げるために繋がりますので、しっかり意識しましょう!
準備運動を必ずする

これは当たり前かもしれませんが、準備運動は必ず行いましょう。
朝は筋肉が硬直していて体のあちこちが動きにくい状態です。
そんななか急にランニングという筋肉を酷使する運動をやってしまうと、体を痛めてしまいます。
やはり体が資本ですから、健康的な体を手に入れるためにするランニングで体を痛めては本末転倒ですよね。
ですので必ず準備運動をすることを念頭に置きましょう。
水分補給をしっかりする

水分補給はランニングには必須です。
夜寝ているときに、人間は大量の水を消費します。
だから朝は体内の水分量が少なくなっているんです。
まずランニングを始める前に水分を十分補給しておきましょう。
そして、ランニング中にも汗かきますから、ペットボトルを携帯して適度に水分を確保しながら朝ランニングを楽しむことも重要です。
あまり長くし走りすぎない

朝ランニングはあまり長くしては逆に体に負担をかけてしまいます。
誤解されがちですが、ランニング長くすればするほど効果があるわけではありません。
ランニングの時間と体を上手くバランスを取ることが大切なんです。
大まかな朝ランニングの目安時間は30分以内です。
先程も言ったように、朝は筋肉が硬直していて体が上手く動かない状態です。
そのため30分以上してしまうと、体を徐々に痛めつけてします可能性があります。
自分の体とうまいバランスを保ちながら朝ランニングをしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
朝ランニングはこんなにも多くのメリットがあります。
しかし、自分の体とのバランスを大切にしないと逆に体をいじめてしまいます。
毎日少しずつ継続して健康体を手に入れましょう!
それでは!
コメント